自己紹介

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住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2011年9月6日火曜日

反対サイドから

会社を早期退職してから、はや4年半。

多くの尊敬すべき方々に会い、いろんな貴重な経験をさせていただいた。

お陰さまで最初は見えなかったことが少しずつ見え始めている。

大きくて安定的なものを追究するのではなく

小さくて不安定だけど「いいね!」と感じるものを追い求めた。

結果、非常に自然な形で以下の三つの仕事が目の前に現れた。

一つ目は「協創LLP」

LLPは有限責任事業組合。

通常は同業者でLLPを組むのだが

協創は異業種。個性あふれる人たちの集合体である。

構成員の関係はオープンでフラット。

いわゆる「偉いさん」はいない。

今期から「代表」のポストをすることになったが

一つの役割にすぎない。

こんなできらたええのになとか

ホンマはこれがやりたいねんとか

小さな夢を実現せーへんかという集団。

二つ目は「あまがさき環境オープンカレッジ」

ここも、関係はオープンでフラット。

誰でも意欲があれば先生になれる。

自分の追究してきたことを披露することができる。

三つ目は「住民代理店BOB」

これは、D社在職時代からの長年のテーマである、

One to Oneのメディア環境出現により

個人がもっと解放される時代が到来している。

個人のリアルとバーチャルをプロデュースする

エージェントがいるのではないのだろうかと推論する。

この三つ、いずれも稼ぎはまだない。

なんでやろと思う。それは他のところで金が回ってるから

LLPの対角線上にあるのが株式会社

オープンカレッジには大学。

住民代理店の対抗は何やろと思っていたら、

この前気がついた。行政なんだ。

それぞれの対抗の位置では

現実にお金が回っている。

株式会社では資本金や利益

大学では授業料

行政では税金

莫大な額が費やされている。

しかし、人々はあんまり幸せそうではない・・・。

こっちに回せばいい感じで楽しく暮せるのに・・・

程程に食って行けて、充実した仕事と円滑な人間関係がある

そんな社会が私には見える。

   新涼や眼から耳から息を吸ふ

   新涼や昨日は昨日今朝は今朝

   新涼やぐいぐいぐんとペダル漕ぐ

   新涼やこんどこそはと名刺刷る