自己紹介

自分の写真
住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2009年6月29日月曜日

もののみかた

なぜ、逃げた犬は追ってはいけないのか―「もののみかた」で人生が劇的に変わる本 (単行本)

書店でふと手に取った本。

これがいいんだな。

失敗や病気。中傷や誤解。喪失や重荷。

人生いろんなマイナスに思えることに遭遇するけど

マイナスに思うのはその人の受け取り方で

その時こそプラスの面も多く隠されている。

もののみかたを柔軟にすることで

新しい局面が表出する。

人生の時間は有限だし、

本当の成長は自ら発言したり行動する時に与えられる。

観自在で行きましょう!



     長梅雨もものの見方で慈雨となり   基風
            
          

県立伊丹高校バスケットボール部


インターハイ兵庫県予選を7位通過。

近畿大会へ。


緒戦の桃山学院(大阪7位)を終始リードで降し

二回戦はなんと、洛南高校(京都1位)

ウインターカップ(全国高校バスケットボール選抜大会)3連勝中のチーム。

向こうがメンバーを落としてきたとはいえ

82点を奪取。(125点取られた)


堅いディフェンスからの速攻や

軸のぶれないシュートスキルは

小気味よかった。

さわやかないいチームだった。


詳細結果は↓




       夏風や初戦突破に心地よし
       難敵に心乱れず汗をふく
       インターハイもう帰らないあの夏の日        
       キャプテンの声張り上げて夏の陣     基風


       

2009年6月25日木曜日

慣性と残像

この頃やっと
素の自分の位置を見出しつつある。

会社という組織を離れて
実際は外部にいるにもかかわらず

慣性の法則みたいなもので
まだ、中にいるような感覚が残像のように存在していた。

時間的な経過とともに
その残像や慣性が消えて行き

ありのままの自分のポジションを把握できるようになった。
そこから他者を見たとき

みんな素晴らしい人に見える。
ホントに人間って凄いなあって思う。

こんなに凄い人たちがたくさんいるのに
この国の混迷具合はなんなんだろ?


    梅雨晴間せんせさよならまたあした

    梅雨晴間もう残像を追いかけず

    大淀を渡りきったり梅雨晴間

    システムの切り替へ時か梅雨晴間  基風


    

2009年6月21日日曜日

父の日

今日は夏至で父の日。
亡き父の誕生日は6月22日。

夏至といえば父の誕生日を連想する。

でも、プレゼントをしたくても
対象としての父はいない。

自分が対象になってしまった。
嬉しいような、悲しいような…。


    父の日やあげる方からもらう方

    父の日やその称号の重さかな

    父の日や結局あなたに追い付けず

    父の日や息子娘のメッセージ

    父の日やこんな父でも良いかしら

    父の日や解ったやうで解らない

    父の日や昨日今日明日曇り空

    父の日や釈然とせず生きて居り      基風

※数で勝負!(笑) 


    

2009年6月20日土曜日

ホームレス支援


ビッグ・イッシューの販売員Iさんの誘いで
講演会に行ってきた。
場所は関学。
久しぶりの母校である。

講師は奥田知志(ともし)さん
北九州市でホームレス支援のNPOを立ち上げておられる。
2000年設立。

関学の神学部大学院卒。
母校に来られるのは20年ぶりとか・・・。

学生時代から
釜ヶ崎に通って活動をしていたとのこと

ホームレスの問題を行政の怠慢が原因として
抗議の形で関わってきた時代を経て
政策提言(アドボカシ)をしながら
民間での支援活動を展開されてきた。

ハウスレス(物理的な欠落)とホームレス(関係性の欠落)

路上から救い出しても7,8割は無縁仏として葬られるとのこと。

路上生活者だけではなく
社会全体がホームレス化していると指摘された。
ホームレス襲った中学生もホームレス。

実践に裏打ちされた話の数々。
90分あっという間だった。

「人は絆によって生きる」
仲間になること。

凄い人にまた遭遇。

さて、おまえはどうするの?

大学生だったあの頃と
同じ質問が頭を巡った。


       雨蛙次の一歩を思案中     
       
       空梅雨や下校時にある孤独かな   基風
   

2009年6月18日木曜日

隠元豆


この前花が咲いたと思ったら…

もう立派な実になってました。

葉っぱの上から見ているので

解らなかった…。


大したもんです。


    

     真実は在るのに見えぬ梅雨曇    基風
      

2009年6月16日火曜日

田草取


綾部。
いい天気。

除草機を使って
田の草取り。

ぱっと見は何も生えていないように見えるが
よーく見ると・・・

いるいる
コナギちゃん。

まだ、ふた葉。
除草機でジャバジャバやると
浮き上がってくる。

稲一株から
お茶碗一杯分の米がとれるとして
3食×365日≒1,000

1,000本の苗を植えるというのが
この1000本プロジェクトの目的。

自分の1年分のお米の作付面積を
体感として知ることができる。

一人半日で何とかやり終えることができる広さ。
広すぎず狭すぎず。
実によくできた広さである。

ひばりが鳴いて
いい風が吹く

額に汗して働く。
いいもんです。


     全身に天からの風田草取

     田草取天空の風独り占め

     田草取天地の間に我がいる

     田草取昼のサイレン鳴り響く

     汗ふけば里山の風心地よし    基風



    

2009年6月15日月曜日

自律

自律訓練法
http://www.kyosai-cc.or.jp/health/mental/SP_3/3_02_jiritsu.html より

(1)静かな部屋で、ベッドに仰向けに寝ます(椅子でも可)。
(2)軽く目を閉じて、体の力を抜きます。
(3)公式を繰り返し心の中で唱えます。頭の中にイメージしながら、何回か繰り返します。

 このようにしながら進めていくわけですが、暗唱する公式は次の7つから成っています。
  基礎公式 「気持ちがとても落ち着いている」
  第1公式 手足の重感「手足が重たい」
  第2公式 手足の温感「手足が温かい」
  第3公式 「心臓が静かに打っている」
  第4公式 「呼吸が楽にできる」
  第5公式 「お腹が温かい」
  第6公式 「額が涼しい」

公式は7つですが、これがすべてできなければ効果がないということではありません。

実際には、導入の初期段階では第2公式までの練習を行い、

大部分の人が第2公式まで習得した自律訓練法を行って効果をあげています。



練習時間は1回3~5分とし、毎日2、3回ずつ必ず続けます。

毎日の生活の中で自律訓練法を実行することにより、

心身の機能を正常に保っていくことができるのです。

引用以上

ずっと他律で生きてきたから
人の顔色や目を気にしてきたから
自律に切り替えるのが難しい。

でも少しずつ変えていこう。


     紫陽花や頭でっかち自立せず   基風

     
     


      

2009年6月11日木曜日

現場の知恵

玄関。
子供が出ていって
靴が激減した。

ズラーっと並んでいたのに

靴の並んでいた所を
ぞうきんで掃除していて気がついた!

床との間の木の部分
ボロボロになっている!!!

「シロアリ!!!」
えらいこっちゃがな!

でも大丈夫。
こんな時いつもKさんに来てもらう

81歳。
我が家を建ててくれた方である。

すぐに駆けつけてくれて
床に寝っ転がりながら

虫に食われているところを
電気ドリルやノミを使って取り除いてくれた。

どうやらシロアリではなく
木くい虫系のようである。

Kさんは「現場あわせの匠」である。
取り除くことによって生じた
5センチほどの隙間をどうふさぐか?
釘を打つことはできない。

一日考えてから
「こうしました」と角材を加工したものを持ってきた
「ステンレスのカーテンレールがあったので…」
床に触れる部分にカーテンレールを使うとのこと。

そんなんだれも思いつきませんわ。

「廃材を使って安く、かつ見場も良くする
それを、考えることが楽しいんですわ…」

またしても凄い人に遭遇。
有難うございました。


       棟梁にひらめきのあり梅雨晴間   基風


      
      

2009年6月10日水曜日

あいさつ

昨年ぐらいだろうか?
近くの小学校の登校時に
交差点にPTAの人が立って
安全確認と横断誘導をしておられる。

そばを通ると
「おはようございます!」と声をかけてくれる。
自然でいい感じである。

高度成長の名のもとに
私たちの周りには便利なものが溢れた
得たものも多いが失ったものも多い。

近隣のコミュニティもその一つ。
今住んでいるのは
田んぼだったところに家を立てた新興住宅地。

隣も二軒隣の人までは声を交わしたことがあるが
三軒目ともなると、顔を知っている程度、
四軒目は、もう何もわからない。

こんなんでええんかいな?

ま、考えても、すぐにどうなるものでもないから

合気道で習った「入り身」を応用して
向こうがあいさつする気配を察知して
ほぼ同時、一瞬早く、
「おはようございます。ご苦労さまです!」
と声を出す。

それだけで、気分のいい朝になります。


     登校の列はカラフル梅雨の入り   基風

     

2009年6月9日火曜日

マル秘大作戦

あることを始めた。
マル秘作戦である。

本を読んでいて
閃いた。

「これならできるかもしれない!」

この夏のテーマである。
今後の人生のテーマかもしれない…。

教えませんよ。
マル秘だから…。


      自分史の未だ終わらず五月闇

      意識して息をすること五月闇 

      礼状を書いて安堵の五月闇       基風

2009年6月8日月曜日

信頼

NHK俳句。

選者の西村和子さん曰く
「読者の感受性を信頼する」

ゲストの金子兜太さん曰く
「五七五という形式を信頼する」

全部を表現しようとせずに
己が感性で、言の葉を選び
五七五という韻律に乗せる

ってことでしょうか?

言うは易く…。


       扇風機出番は間近首鳴らす

       計画の白紙撤回梅雨に入る     基風
      


       

2009年6月7日日曜日

マンネリでも…

毎日更新を目標にして始めたが
ここのところ間隔が空いてしまうことが
多くなり…。

マンネリ化?
マンネリズム:Mannerism
一定の技法や形式を反復慣用し、固定した型にはまって独創性と新鮮さを失うようになる傾向。

そないなるわな…。
継続は力なりとは言ううものの…。

もう止めたろか…。
などという思いが過ることもあり…。

そんなとき、意外な人から
「ブログ、読ませていただいてますよ!昼休みに!
娘さんの結婚…、綾部のこと…、まんぼうのこと…」

そういえば、ずっと以前にも
同じ方から「読んでますよ」とは聞いたことがあった。

まだ、読んでいただいていたのか!!

ということで、元気が出てきました。

有難うございます!Mさん。



        曇天に元気漲る雨蛙   基風

     

2009年6月5日金曜日

我が家の生き物シリーズ③




ついに撮影に成功!

何度か見かけたのだが、

いつも逃げられた。


ぴょんきち君。


小さな体だが鳴き声は

意外と大きい。


雨の神様に聞こえるように鳴いているのかな?

それとも、一人ぼっちで淋しくて

誰かを呼んでるのかな?


蛙は春の季語だがな…

と思って、歳時記を見ると…。

夏に「雨蛙」ってあるじゃないですか。

さすがですね。



      二度鳴いて一拍休み雨蛙    


      雨蛙誰か返事をしてあげて


      じゃんけんはいつもパー出す雨蛙      基風




           

 

2009年6月2日火曜日

本気度

さて、今年も6月に突入してしまった。
今月が追われば今年も半分すぎてしまう。

ちょっと焦ってしまう。

なーんにもできてへん!

娘の結婚とかなんやかんやで
忙しかったもんな・・・。

いいわけは何ぼでもできる。

本気度が足らん。

半農半Xの師匠。
塩見直紀さんのブログ。
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/diary/200905310000/
ほぼ毎日更新。

どれだけの本を読んでおられるのか…。
感心しきり。

こんな詩を紹介されていた。

本腰
      詩・坂村 真民

なにごとも本腰にならねば
いい仕事はできない
新しい力も生まれてはこない

本気
本腰
いい言葉だ

(『詩集 念ずれば花ひらく』サンマーク出版・1998)


また、こんな言葉も。。。

●プロフェッショナルという言葉は、“profess”という、 もともと宗教に入信する人の「宣誓」からきていて、やがてそこから、 厳かな公約や誓いを伴うような職業をプロフと呼ぶようになった。

よーするに
アマチュアなんだよね。

「甘ちゃん」
甘いもん好きだからね。



    紫陽花の本気漲る頃となり    基風