自己紹介

自分の写真
住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2009年4月30日木曜日

捨てましょう

人生57年。結婚32年。
光陰矢の如し。

生活するために、趣味のために、勉強のためにいろんなものを買った
本、ラケット、バスケのウエア、ネクタイ、Yシャツ、CD、時計etc

かくして家の中には物があふれた。

ボールペンやシャープペンシル
何でこんなにあるのだろう?

ユニクロのYシャツ、XLがちょうどいいサイズだった。
安いし調子に乗って買ってしまった。

本。本。本。身についてないことばかり…。
ああー、TOEICのCD、社労士の教材、自転車の雑誌

会社辞めたら着なくなった。
会社辞めたら要らなくなった。

これまでは足し算。
これからは引き算。

自分の感性を最大限に発揮して
モノの充足ではなく
ココロの充足を目指そう。

だから、捨てます!
地球さんすいません。

なーんもわかっておりませんでした。


     鯉のぼり屋根裏部屋でふてくされ

     何もかも中途半端に五月来る

     行く春を掃除機止めて惜しみける

     身に付かぬ物事ばかり柏餅       基風

         

2009年4月29日水曜日

田起こし2009

稲作シーズン開幕!
まずは田起こし。

ここつかグループの
Oさん、Hさん、H夫妻。
里山交流大で知り合ったNさん
総勢6名で綾部へ。
H夫妻は車で
私を含めその他はJRで向かう。

綾部駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りる予定だったが
2台しか残っていなくて・・・。

結局バスになった。(2時間に一本のバスに奇跡的に乗れた)

私は折りたたみ式の自転車を担いで行ったので
単独で田んぼに向かう。

春の陽気の中、
交通量のほとんどない舗装路を
自転車で行く。

いい気持。

田んぼに耕運機をかけ
周囲の雑草を草刈り機で刈る。
耕運機より私は草刈り機が好きである。

草には悪いが
いいストレス解消になる。

機関銃を撃ったことはないが
同じような感覚だと思う。

ダダダというエンジン音とともに
草をなぎ倒していく

草刈り機には円盤型の刃で切り取るタイプと
プラスティックの紐を回転させて草をぶち切るタイプがある。

後者の方が危険性が少ないので私は好きである。

車窓から見える美しい田園風景は
誰かがこうして雑草を刈ることにより形成されているのである。

やってみなくてはわからない。


         春の田に戻ってきたり人の声   

         たんぼぼに詫びをいれつつ草を刈る   基風


*綾部駅前に昨年温泉銭湯がオープン。
経営は隣の焼き肉屋さん。名前も「丑の湯」。
農作業をしたあとの温泉はまた格別でっせ。


              

2009年4月28日火曜日

傘寿


母79歳。

数えで80。


還暦も古希も喜寿もちゃんと祝うことができなかった

喜寿の時は父の介護でそれどころではなかった。


兄妹揃って

有馬温泉に一泊。


昭和一桁生まれ。

激動の時代を生きてきた。


この人なしで

私はない。




      母連れて峠越へれば山笑ふ    基風


      

2009年4月27日月曜日

帰還

土曜日の午後
朝から雨模様

電話が鳴る
誰だろう?

「○○交番の××です」

何かあった?
何かした?

「自転車失くされてません?」

おお!あいつのことか!

1年ほど前にジャスコの駐輪場に止めていたら
消えてしまったあいつ…。

「○○の××ハイツの管理人さんから連絡がありまして…」

ということで、雨も上がったので取りに行く。

あいつには悪いことをした…。

失くしたあと
彼を探さなかった…。

これで新しい自転車が買える!
そう思ったりした。

防犯登録もしていたのに…。

ワンルームマンションの脇の
狭いスペースに彼はいた。

通勤用に使っていた…。
背広やカバンを入れるカゴが前後についている。

一見ママチャリ風であるが
じつはランドナーというタイプのツーリング車。

「ごめんな。ほっとらかしておいて」

「・・・・(無言)」

後ろの車輪の空気はそんなに抜けていない。

でも良く見ると鍵がかかっている。
ワイヤー式の3桁の番号で解錠するタイプ。

番号忘れた!

取ったやつは鍵をかけたままここに運んだのか?

ワイヤーは細いものなので工具があれば切れそうである
ペンチ!ペンチはないか?

うーん。家まで歩いて取りに行く?

と、ここまで来る途中に金物屋があったのを思い出した。

こんなことがなければ絶対に入らないお店

「ペンチありますか?」

「ペンチな~、あったんやけど…」

訳を話すと

「一回つかうだけやったら、これ使いはったら?」

とペンチではなくワイヤーを切る工具を貸してくれた

現場に戻り
「切れるかな?硬い合金でできてるんとちゃうか?」とおもいつつ
使うといとも簡単に切れた。

工具を返し、おれいに巻き尺を買った。
工具を買うことがあったら絶対ここに来ようと思った

その足で行きつけの自転車屋さんに持って行く

「チェーンさびてますが、換えたほうがええですか?」

「油させば大丈夫!」

とこれまた商売気がない。

町の商売ってこういう人間関係で成り立っているんだよなぁ…。


       
        失せ物に巡り会ひたる春の暮     基風

        
    

2009年4月18日土曜日

無謀会


P社再就職支援コース
S グループの面々の集り
それぞれ以前の会社を辞めて
独立起業を志した。
以前の同僚からは「無謀や!」と言われながらも
それぞれの夢の実現を目指している。
だから「無謀会」と命名。
石橋のFさん。和泉府中のHさんに続き、
今回はAさんが高槻に開店される。(4/26)
店名は「なごみの味 みのり」
阪急高槻駅から歩いて5分。
北園町16-2
Sさんの声かけで。皆で開店祝いに…。
Aさんは有名ホテルの和食部門で活躍された。
腕は確かである。
これまでカジュアルな格好でしか知らなかったAさんだが、
ネクタイを締め白衣と帽子をかぶって
厨房に立つ姿を初めて拝見。
いいねえ…。様になってる。
料理するための所作、これがまたいい。
新米の板場さんはが先輩の動きを盗めといわれるが
料理好きなものには
その動き、大変参考になる。

商売繁盛を心から祈ります。
皆様どうぞ御贔屓に!       

         春の宵開店祝い無謀会
         春の宵無謀な人の集合す
         春の宵なごみの味に舌鼓
         春の宵みのりにむかって第一歩    基風
         
          

2009年4月14日火曜日

象徴

「能ある鷹は爪隠す」
綾部で出会う人の多くは
オーラを感じさせない。

一見普通の人に見える。
しかし、じっくり話を聞いたり
文章を読んだりすると
「な、なんじゃぁ、こらぁ」と驚くほどの
深い思慮と知識をもっておられる。

この人も一見、ごく平凡な事務所の人である。↓

http://www.satoyama.gr.jp/mt/weekly/2009/03/post-34.html




     春の雨浮かれ心を戒める

     春の雨ところどころに羞恥心

     春の雨普通の人に降り注ぐ

     春の雨確かな根っこに辿り着け    基風


      

 

2009年4月11日土曜日

山仕事


綾部のSさん。
大阪から6年前に移住。
古民家を改造。

サンテラス。見晴らし台。星見台。
鴨や鶏の小屋。ブランコ。
みんな自分で作った。

彼の知り合いの人が
日当たりを良くするために
田んぼの横の斜面の木を切ったものの
人手がなく運び出せない

そこで半農半X大阪友の会に出動要請。
何でもやってみなけりゃわからない
想像力のない面々で行ってきた。

斜面でのバランス感覚
木の枝の邪魔さ加減
木の重さなどを実体験。

いいねえ!
体を使っての作業って

文明のおかげで
忘れてしまったんだろうね
この感覚。

心地よい疲労感。
これまた手作りの露天風呂。(魚屋の水槽)

庭の夜桜を見ながらのバスタイム
満月も出てきて
もう言うことありましぇん!


     春の月一声吠えて露天風呂  基風

     


    

2009年4月7日火曜日

諸行無常

昨日まで
いや、さっきまで
安定していると思ったことが

気がつくと不安定になっている。

一つ収まったと思ったら
またひとつ、ふたつと動き出す。

常に揺れ、動き、変化する。

それが世の中であり人生である。

どうやらそういうことらしい。

自分なりに努力しているつもりでも
周りの人からはそうは見てもらえないこともある。

価値観、信条、生い立ち、視点、観点、経験
同じ状態の人はいない。

だから、少しでも分かり会えるということは
ほんとに有難いことなんだ。

思うようにいかないこともあるけど
それと同じくらい思い通りになっていることもある。

呼吸、五感、肢体、内臓が機能していることに感謝。



       立ち止まりゆっくりご覧桜花

       春の宵噛み合わぬこと噛みしめて

       この時をひらひらひらり花の舞

       同窓会桜の頃に会ひたくて       基風  

   
          

2009年4月5日日曜日

あきめたらそこで・・・

「試合終了だよ。」
スラムダンクの安西先生の
チョー有名なセリフ。

あきらめた時点で進歩は止まる。
可能性はだれにも豊富に残されている。

「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
イチローの言葉。

胃潰瘍で開幕には間に合わないそうだ。

あのプレッシャー。
無理もない…。

天才ではなく
努力の天才。


     
       パンジーのうつむきがちに時を待つ  基風


        

2009年4月4日土曜日

花嫁の父


長女結婚日。
前日より東京へ。
長い一日。

11月に婚約。
それから5か月。

やっと終わった…。

そして始まった。


     
    東京は桜満開披露宴    基風