自己紹介

自分の写真
住民代理店BOB(Break Occupied Barier)代表。自転車で俳諧するおっさん。ミッションは誰かさんを輝かすこと。

2009年12月31日木曜日

原監督

風呂入って
ストレッチしながらテレビをチョットつけたら・・・。

巨人の原監督の特集番組・・・。

ふーん、お父さんは三池工業の監督やったんや
それから東海大相模の監督に招聘されて神奈川に行ったんや・・・。

現役時代はそんなに好きではない選手だったが

WBCでの采配やペナントレースの選手起用などで
なかなかやるなあと思ってたら

そういうことだったんやね。

ぶれない

時を待つ采配。

草むしりやグラウンド整備
上級生も下級生もなく
全員でやる

お父さんの教育方針がいい。

土壇場でチームが一つになるには
日頃の些細なことが基礎として積み重なっていく必要があるんだな・・・。

 
    ドキュメント最後まで見て湯冷めかな

    湯たんぽを蹴って二塁へ走る夢

    
   

   



    


2009年12月24日木曜日

煤逃げ


煤払いを避けてよそに行っていること。

県立伊丹高校のバスケ部が頑張っているので
市尼高校へ・・・

体育館を探したがそれらしい建物がない。
ウオームアップをしているどっかの高校のバスケ部の子に
体育館の在り処を尋ねると
丁寧に教えてくれた。

いいね、礼儀正しい若人は、気持ちがいい。

6階建てのビルの5、6階部分が体育館だった。
立派なフロアだった。
バレーとか全国区だもんな・・・。

相手は前回負けている県芦屋高校。
もう始まっている。

負けてるがな・・・。
やっぱり強いんかな?県芦…。

でも、そのうちにディフェンスがリズムを取り戻してきて
流れがだんだんケンイタに・・・

中盤に追いつくとそのまま調子に乗って
10点差に・・・

でも第4クォーターに3点差にまで詰め寄られる・・・
しかし、そこから粘り強く、オフェンスリバウンドを拾いまくって
もう一度流れを引き戻す。

最後は7点差。69:62で快勝!
阪神地区の予選リーグを一位通過、県大会の出場を決めた。

勝因はデイフェンスとベンチワーク。
コーチの桝田先生。
生徒を怒鳴ったりしない。
注意する時はその選手をそばに呼んで
静かにゆっくり要点を伝えている。

冷静な試合運びには感心させられる。

近畿大会までいった旧チーム。
身長のある3年生が抜けて

新チームは小粒になったが
その分、ダブルチームを多用したチームディフェンスに
磨きをかけているとお見受けした。

期待が持てますぞ!


   煤逃げや背中に羽根の生えるごと

   煤逃げや何食わぬ顔作りつつ

   煤逃げや高校生に紛れ居り

   何事もなかったやうに煤払い

         

2009年12月20日日曜日

CFC

Collaboration for Creation
創造のための協同

もういいやないの
そんなに自分のランクとか気にせんでも・・・。

みんなそれぞれ、素晴らしいところがあるんやから
それを合わせて新しいものを創ればええんとちゃうん?

来年ぐらいからそんな気運が盛り上がるでしょうな。

その第1弾!

JR伊丹駅前の本屋さん「フレンズ」に
塩見直紀さんの選書を集めた棚ができます。

塩見さんの企画した里山交流大学で会ったNさん。
Nさんは出版社の社員。
その取引先の本屋さんの一つが「フレンズ」さん。

そこのK店長といろいろ話をしていたら
塩見さんのことになり
「塩見さんの本も置いて下さいよ。」とお願いしたら
すぐに農業系の本を集めてワゴン・コーナーを設置してくれた。

塩見さんにもこんな本屋さんがありますよ!
と報告したら、喜んでくれて・・・

互いにメールアドレスを教えて
直接話をしてもらったら・・・

K店長が綾部に塩見さんを訪ねてくれて
あっという間に、素敵なコラボレーションが実現。

開店ならぬ、開棚は新年1月3日。
どんな感じになるんでしょうか?

思えば、1年前は
D社の発行している業界紙「D報」の新年対談に
枝廣淳子さんと塩見さんの対談が掲載されたっけ・・・。

半農半Xの輪が確実に広がっております。
JR伊丹で降りたら、
ダイヤモンドシティ側ではなく
西出口から「ブックランドフレンズ」へ
行ってみよう!


    冬将軍出るに出られぬ本屋かな

    冬将軍しばし本屋に身を隠す

    懐に本暖めて冬将軍

    冬将軍駅前本屋薄明かり


    

2009年12月13日日曜日

2週間

あっという間の2週間。
こんなブランク初めて。
塩見直紀さんをはじめ、ほぼ毎日、
ブログを発信している方達の
底力に感嘆しております。

まとめて、公開いたしませう。
====================
まず、バスケ部の合宿12/5。
その前日12/4にチームメイトのMと
中国からの留学生Sさんと
綾部の里山ねっとに泊ってから行くことになった。

Sさんもバスケが大好きである。

綾部駅前の栄温泉→
その隣の焼肉屋
という黄金コース。

里山ネットの体育館で
バスケに卓球。
(Sさん、さすがにうまい、国技だもんね)

夜は上海式のマージャン・・・。
就寝は3時。(笑)

感じたこと。
中国は凄いということ。

ひとりの若者からその国の力を推し量ることができる。
かれの日本語の能力、ものの考え方、運動能力など
総合的な人間力を通じて
その国の力を知る。

個人個人の交流は大事。
理解しあえる。
同じ人間であることがわかる。

大したもんだ。
====================
12/4は関西テレビで
「おもしろ農業」の取材がオンエアされた。

日本の若者もいい線行ってますよ。
=======================
12/5はバスケ部の合宿先
エーデルささゆりへ

14人も集まった。
いきなり、オールコートの2線速攻や3線速攻の練習だったが
毎日自転車に乗って20キロ以上はウロウロしているので
なんとかついて行ける。

心肺機能は確実に向上しているぞ!

3月には東京遠征の話もあるし
調整していきまっせ!

====================
12/7は協創LLPの定例研究会

「リュック一つで行く世界一周旅行」
「重心移動」
企画ワーク

今回もおもため!(面白くてためになる)だった。
====================
12/8は協創の仲間、
かっち@の古民家再生事業の手伝いに
西成へ・・・。

たった12日間で家としての機能を復活させた。
凄いの一言である。

私はさいごの掃除とワックスがけ要員。

埃を取り払うと家が呼吸を取り戻し
生き生きしてくる。

同時に、この家の住人だった人々の生活のあり様が
思い浮かぶ。

いい経験させてもらった。
====================
12/10はバスケ部のI君の壮行会。
たまたま取れていた体育館で
バスケ。

参加者は数名だったが、
I君が一生懸命チームを盛りたててくれた時のことを
思い出して、楽しい時間だった。




      もう会えぬそんな気がして12月

      12月何かを掴みかけて居り

      12月結局渦に飲み込まれ

      忘れ物取りに行けずに12月


   
 

2009年12月1日火曜日

取材だああああ

屋上菜園が関西テレビに取材されました。
私もインタビュー受けたりして・・・。

オンエアは12月4日(金)KTV「ニュース・アンカー」
18:15頃から「都市農業」特集の一部として紹介されます。

詳細は
「おもしろ農業」http://ameblo.jp/omosironogyo/

私はこの菜園の第一号契約者です。

なるべく映るように
人がインタビュー受けているところへさりげなく
フェードインしたりして・・・(笑)


    何事も初めは一歩霜柱
    

2009年11月29日日曜日

予感

この会は凄いことになるんちゃうか?

縦型社会を横向けにするんちゃうか?

ピラミッド型社会の重圧から自由になれるんちゃうか?

会社に就職するだけが生き方ではなくなるんちゃうか?

オープンで、フラットなお付き合いができるんちゃうか?

何を言うても「それええやん!それで行こか」って言うてもらえるんちゃうか?

その分自分にかかってくる責任は大きくなるけど

自分がやりたいことやったらそれは心地よいんちゃうか?

誰がリーダーでもないみんながリーダー。

そんなんで前に進むんかいな?

ええねん、回ればええねん。

ダンスやったんや。人生は。

楽しめばええねん。

前に進もうとするから

おかしなんねん。

LLPというステップでダンス&ダンス・・・。



 踊る様にステップ踏んで師走かな

   

2009年11月26日木曜日

リアル


9巻出ました。
毎年一回だけ買う漫画。

漫画なんて普段は読まないけど
これだけは買ってしまう。

イノウエタケヒコ

スラムダンクという漫画によって
バスケットボールというスポーツに
再び関わることに・・・

バスケットボールは
5人の化学反応

それを引き出すPG(ポイントガード)

現実にはそんなチームはめったにありません。

リアルに生きるためには・・・

この漫画は教えてくれる。

あきらめたら、そこで試合終了だからな。



   小春日や天から糸の下りて来る

   小春日や避けて通れぬ道のあり

   小春日や最後に会った人は誰

   小春日や葉っぱの裏に要注意    

     


2009年11月22日日曜日

屋上にて


ローソンでLチキンをパンにはさんで食べよー!


でも何か足りないんじゃあーりませんか?


そうです!

野菜ですね。

新鮮な野菜をはさんで食べよー!

無農薬だから

水で洗うだけ。

イタリアン・パセリがグーです。



   屋上に上がってみれば冬の朝

   
   

2009年11月17日火曜日

いなかのねずみと とかいのねずみ

ふと、思い出した童話。
「いなかのねずみととかいのねずみ」

グーグルで検索。
へー「イソップ物語」の一つなんだ・・・。

田舎のねずみは
都会のねずみを自分の家に招待しましたが
つまらないといわれてしまいました。
都会にはおいしいものが一杯あると言われて
行ってみることに…。

確かに都会には
見たこともないようなおいしいご馳走が一杯ありました。

でも、そこには恐ろしい猫がいて・・・。

田舎のねずみは田舎に帰って
「ここが一番いい!」とつくづく思いましたとさ。

イソップっていつの時代の人なんだろう?
また検索。

ええー紀元前6世紀!
ギリシャの人。

そんな前からあったんやね・・・。

田舎VS都会の話。


    冬時雨田舎も町も通過せり

    冬時雨童話を読んで下さいな

    冬時雨紀元前よりある話

    冬時雨いつのもように電話切る

2009年11月14日土曜日

ミルフィーユ

知らないで食べたかもしれないが
今度、意識して食べようと思う。

一枚一枚の薄い生地が幾重にも重なった洋菓子。

人生もミルフィールのようなもの・・・
1日、1時間、1分、1秒の積み重ねで形成されていく


枝廣淳子さんの講演会
追手門学院大学経済学部
秋の公開講座。

朝までの雨も上がり
輝くようないい天気
いいサイクリングとなった。

一番前に座る。
(学生時代こんなことはなった。)

2時間。
分かり易いプレゼンテーション。
淡々とした落ち着いた語り口
(塩見さんに通じるものがある)

幸せ/CO2の最大化。
繋がりを取り戻す。
コンシューマーからプロシューマーへ。
自分の頭で考え、選び、決める。
新しい経済学。

   
    小春日や知らない町に行ってみる

    小春日や地球は一つミルフィーユ

    小春日や講演会にでかけてく
    
    我は行く一人でも行く冬の道

    
    



2009年11月12日木曜日

箱庭療法

































おもろい。
たのしい。
ためになる。

なんか知らんけど
知らんうちに
癒されていた。

だれや、こんなん考えたん?


   北風に心の戦士待って居り

   北風や砂場にぎょうさん忘れ物

   北風や来るなら来いと呟いて

   北風に乗って飛んでけ虚栄心

     
    

サティシュ・クマール


キャンパスプラザ京都
少し遅れて行ったら
満席状態。
ざっと数えたら200人強の聴衆。

イギリスのシューマッハカレッジの代表
==================
なぜ皆病んでいるのか?
メンタル・フィジカル・スピリチュアル
原因は切り離されていること・・・
「自然」に繋がっていない。

癒すいい方法がある
毎日1時間歩くこと。
木々の間を
川に沿って

都市化は進歩のように思っているが
実は退化している。

強欲には際限がない

種を見よ、木を見よ
完璧な再生

教育やメディアによって
条件づけされている
恐れから自由になろう

あなた自身の中にある
エネルギーを変化させ
新しいものをクリエイトしなさい

自分自身と今とここに集中しなさい

意識を変化させなさい

ダンスのようなもの

前進だけでもなく
後退だけでもない

回りなさい
楽しみなさい

いろんな人々かいる
いろんな方法がある

押し付けてはいけない

あなたには偉大なパワーが備わっている
ガンジーやマザー・テレサ、キング牧師など
それらの人々と同じパワーが・・・

さあ、その瞬間、瞬間を楽しんで
踊ろう!!
===================

OK!それでいんだな。
私はその線で行きます。


    冬の夜雨の上がって星の出る

    冬の夜雲の間に何の星

    冬の夜踊りの合図待っており

    冬の夜鼻から息する人々よ

    冬の夜君たちがいて僕がいる
    
   

2009年11月10日火曜日

フレンズ



里山交流大学で知り合いになった
出版社のNさんといっしょに
JR伊丹駅前の本屋さん「フレンズ」へ・・・

出勤してきたバイトの男性に見覚えが・・・
「どっかで会ったよなぁ?」
「てっちゃんです!」
「ウクレレの?」
「そうです。そうです。」

屋上農園の説明会に来ていた
山村君の友達だった。
ミュージシャン。ウクレレ奏者。

またしても、偶然とは思えない不思議な出会い・・・。

店長の河田さん。
いかにも温厚そうなルックス。
一見どこにでもあるような駅前の本屋さんだが・・・

奥に入ると
人生の道連れにしたい本がいっぱい並んでいる。

前回、最初に訪問したときに
「塩見直紀の本や農業関係の本、置いて下さいね。」
とお願いしていたら、
ちゃんとワゴンになっていた。

さらに、そのワゴンに
台風の被害を受けた佐用町のお米を並べて販売していた。

何もないと思っていた地元に
先進的な取り組みをしている人がいることを知った。

2時間ほどいろんな話をさせてもらった。
来年は一緒に米作りをすることになるだろう・・・。

いいね。おもしろいことになってきましたでぇ・・・。


  冬の雨ギターの沁みる夜となり

  冬の雨開放弦に弾かれて

  冬の雨本屋の亭主独り言

  冬の雨ちょっと本屋を冷やかして   


てっちゃんのアルバムも売ってました。
「おがわてつや」がフルネーム
サインは「おがてつ」になってました。

ジェイク島袋の影響で
今はウクレレ奏者ですが
以前はアコースティック・ギタリスト
その前はロック・ギタリストだったみたい。

いい感じのアルバムです。
フレンズに売ってます。

冬の雨の夜にはぴったりでした・・・。

エコトークカフェ

十三のカフェスロー大阪。

先日の塩見さんに続き
今回は・・・

マイファームの西辻社長。
風貌はどこにでもいるようなお兄ちゃん。


耕作放棄地を市民農園ビジネスにしようと
走り回っておられる。

報道ステーションにも取り上げられた

てーしたもんだ。

今年2月の里山交流大で講義を聞いて以来。

名刺を差し出したら・・・

「一度ご挨拶をさせていただきましたよね。D社の・・・」

ちゃーんと覚えていただいたじゃーあーりませんか。

お若けーの。なかなかできるじゃねーか。

スローレボルーション、始まっています。



   青年の眼差し優し冬めきぬ

   口下手の農夫がぬっと冬めきぬ

   こちらの友あちらの友に冬めきぬ

   ゆっくりと革命ありて冬めきぬ



   




  



   冬めきぬ

2009年11月7日土曜日

ストリートバスケ


M君がバスケやりましょうというので
豊中の「法雲寺バスケ公園」に行ってきた。

どんなとこかいなと
iphoneのGPS機能を駆使して辿り着いたら・・・

住宅街のど真ん中に
アスファルトのコートがあった。

青少年が10人ぐらい
てんでにシュートや3on3をやっている。

法雲寺というお寺に隣接している。
(地名だと思っていた!)
へぇー、随分話のわかったお寺やないのぉ…

ご住職が出て来られて少しお話をした。
30歳代とお見受けした。
ご自身もバスケをやられるようで
膝を痛めておられた。

「正座が大変で…」
確かに

57歳と言ったら驚かれて、、、
プレー中の写真を撮ってくださった。

「ブログに書いてもいいですか?」
「どうぞ!」

ということで、検索したら・・・


久しぶりに、小、中、高生と話ができた。
バスケをできることに感謝!

いいご縁をいただきました。
有難うございました!



   立冬や少年達の身の速き

   立冬やいつか鉄人になれるかも

   立冬や空にボールの軌跡あり

   立冬や中学生とバスケする    基風

    

2009年11月3日火曜日

風は冷たくても





























急に冷えましたね。
ここんとこ夏日なんて言われて
油断してましたね。

協創LLPの定例研究会
今回は司会を仰せつかりました。

司会は好きな方です。
自分の意見を言うより
みんなの意見を聞き出して
全体の方向性を見出す役割の方が
性にあってます。

これまでも、何回か司会したことありますが
参加者が全く平等の立場で参加している会は
初めてでした。

上司もいないし、
先生もいません。

フルフラットです。
はじめてきた人にも発言の機会が与えられます。

プチセミナーと称する
自分が追いかけているテーマについての発表が2題。(各30分ずつ)

最初は「おもしろ農業」主宰の山村龍和君
ビルの屋上で農園を展開しようとしている青年。
知り合って2か月にもならないけど
私の交遊範囲にどんどん進入中。

書家でもある。
路上で街行く人に
その人に会った言葉を書にしたためるという活動を
やってきた。

ゴミ拾いのNPOを立ち上げ
若者を巻き込んでイベントを実施するなどという
こともやってきた。

凄いやっちゃで・・・。

二番目はMちゃんの
岡山・上山での棚田再生事業についての感想と
趣味であるビデオ制作の技術を駆使した
映像作品「上山CINEMA」の披露。

里山の風景をふんだんに取り入れた
静止画、動画をうまく組み合わせ、
的確なBGMを配した、抒情的な造り。
玄人裸足である。

一緒にかの地へ行っている仲間はみんな
ジーンと来たことでしょう。

綾部でも同じ経験をしているので
里山の清廉な空気や
田んぼの作業の楽しさ、しんどさが伝わってくる。

そのあと全体でのワーク。
今回は参加者各人の
夢やこだわっていること、宝物などを
曼荼羅シートに記入して

隣の人と交換して
その人を紹介する他己紹介。

何とか時間内に収めることができたが
途中の時間配分が難しかった。

いい経験をさせていただきました。

帰り道。
北からの風が容赦なっかたけど、
(特に淀川、神崎川を渡るとき)
心の中は暖かった。



    木枯しや淀の河幅いっぱいに

    木枯らしや玄関ドアに駆けこんで

    木枯しやけふの良きこと考えよ

    木枯しや昔の歌をリフレイン   基風

2009年10月31日土曜日

ファーマー


ここつかファームの開墾。

南河内郡太子町へ。

耕作放棄地。

草刈りして、その草を集めて、トラクターで整地・畝立て。

楽しいねぇ・・・。

さーて、何植えよーか?

  

    羽曳野に伝説のあり冬近し

    草刈りの山に寝転ぶ冬隣

    菓子パンをうまいうまいと冬隣

    冬隣農夫の夢の膨らんで    基風

 

2009年10月25日日曜日

そうすれば

求めよ、そうすれば、与えられるだろう。
捜せ、そうすれば、見出すであろう。
門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。

まず自分の目から梁をとりのけるがよい。
そうすれば、はっきり見えるようになるであろう。

まず神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられる。

いつくしみと、まこととを捨ててはならない、
それをあなたの首に結び、心の碑にしるせ、
そうすれば、あなたは神と人との前に恵みと、誉とを得る。

すべての道で主を求めよ、
そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。

自分を見て賢いと思ってはならない、
主を恐れて、悪を離れよ。
そうすれば、あなたの身を健やかにし、
あなたの骨に元気を与える。


この「そうすれば」というのがポイント。
そうしないうちは結果は得られないんやなぁ・・・。



   秋雨のもしももしもと問ひかける

   身に入むや一つの言葉そうすれば

   身に入むや防水加工のヤッケ着て   基風

   



2009年10月24日土曜日

本葉


キャベツの本葉が出てきました。
ちょっとギザギザがはいっています。

可愛いですね。
幼いものは、なんでも…。

屋上農園。
2号契約者、3号契約者が決まったそうです。

なんと、第3号の方は
屋上から見える高層マンションにお住まいの方だとか…。

日光を遮っている建物なんですが…。(笑)

縁というのはおもしろいですね。


     

     やや寒や夫遺して大女優    

     秋寒しやり切れなくて悲しくて

     やや寒やアルバム上の笑顔追ふ 

     やや寒や一人がんばる精米機   

     やや寒やビルの根本で呟いて   基風



     

2009年10月23日金曜日

文化祭

もうどんどん記憶がなくなっていくので
昔のことを記録に残しておかないと・・・。

県伊丹高校三年生の文化祭
バスケ部の仲間4人で
フォーク・バンドを組んで出演した。

その時演じた曲。

1曲目は「ジョンB号の難破」
ヤンタンのオープニングに使われていた曲。

2曲目以降何をやったか…?
順番は忘れたが…

「坊や大きくならないで」(マイケルズ)
「Don't think t0wice」(PPM)
「Nowhere man」(ビートルズ)
「Mr. moonlight]( 〃  )
「Boxer」(サイモン&ガーファンクル)
「白いブランコ」(ビリーバンバン)

こんなもんやったかいな?
T君、C君。


    秋深し終わってしまった文化祭   基風





2009年10月19日月曜日

フォーク


高校生だった頃…
フォークソングが流行った。
1967年、高校1年の冬に
ラジオ関西の「電話リクエスト」で
「フォーク・クルセダース」の
「帰ってきたヨッパライ」がかった。(らしい)

「聞いたか?あの曲」
と誰かに聞かれて
「何やそれ?」と聞き返すと
「知らんのか?おもろいぞ」
ということなので

ラジオでかかるのを待って
聞いたら、
わけのわからん曲だった。(笑)

その前から
フォークソングは流行っていたが
この曲をきっかけに
自分達も演奏するというトレンドができて行った。

ある日、バスケ部のチームメイトの
Tの所に遊びに行くとCも来ていて
二人でギターを演奏していた。

「パーフェディア」という曲で
ちゃんとハーモニーが取れていて
いい感じであった。

そうこうしていると、同じバスケ部のKが
ボーカルをするようになり

Tの家に合ったオープンリールのテープデコーダーに
PPM、とかキングストントリオとかの曲を録音して
遊ぶようになった。

当初私は、彼らの演奏を聴いているだけだったが、
ある日、手持無沙汰な私を憐れんで
「原田、おまえベースやるか?」とTが言ってくれて
Tの兄貴が持っていたウッドベースを
引っぱり出してきた。

最初の曲は「白いブランコ」だった。

それから、毎週日曜日には
Tの家に行って練習した。

MBSの「ヤンタン」やABCの「ヤンリク」にも
出演した。

3年の文化祭でも
グループとして演奏させてもらった。

ホントにいい思い出になった…。



かとうかずひこさんが自ら命を絶ったというニュース。

北山修さんが翌日の朝日新聞に追悼文を載せていた。

あの素晴らしい愛をもう一度・・・。 合掌



   秋深しフォークソングをリクエスト   基風


             

2009年10月18日日曜日

十三カフェスローにて


「エコトークカフェ」
塩見直紀さんが大阪に。。。

もう何回目だろう?
話を聞くのは…。
春の朝、軒先に降る雨のような
静かで淀みない語り口…。

十三のカフェスロー大阪。
会場には約50人の人々。

無理せず、好きなことをして生きていく
「半農半Xという生き方」とは

初めての人も
塩見ファンの人も
講演後残った人たちで交流会。

いろんな縁脈をゲット。

1000本プロジェクトの面々も駆けつけて
お礼の色紙をお贈りした。

楽しい集まりだった。


   宴果てて橋を渡れば愁思かな    基風


   
      

2009年10月11日日曜日

屋上農園


新聞に取り上げられるということは
並大抵のことではない…。

コンテンツの内容とタイミングが合わないとね…。

塩見さんに続いて
読売新聞の大阪市内版に
Y君の屋上農園のことが掲載された

小さな波だけど
確実に世の中に広がっている…

新しい生き方、行き方、活き方。

「農」を取り入れると
「脳」が本来の働きを取り戻し
「能」力が湧き上がってくる。
その結果、
「悩」みがなくなる。

忘れていたけど
足もとにはずっとあったもの。
「土」。

あっぱれな25歳の起業家に出会い
屋上農園第1号契約しました。

キャベツ作るぞー!
ニラ作るぞー!
餃子作るぞー!



   屋上に太古の風や後の月   基風






2009年10月8日木曜日

いきがい多角化


「会社頼みからの脱却」かぁ・・・。
なんか、塩見さんの言ってることに似てるなぁ・・・。
あれ、綾部の人も出てるぞぉ・・・。

10月7日の日経の夕刊。
「らいふプラス」という欄。
さらに読み進めると

なぁーんだ。ちゃぁんと出てるじゃアーりませんか!
京都府綾部市の塩見直紀さんって・・・。

「半農半X」を最初に取り上げた新聞が
日経だった。

2003年だったから6年経過。

この言葉もずいぶん成長してきました。
赤ちゃんが小学1年生になったようなもんだ。

ご同慶の至りであります。

それにしても、日経の夕刊はいい。
読み応えがある。

朝刊は経済一辺倒なのでいただけないが
(まあ、経済新聞と銘打ってるのだから当然なんだけど)

夕刊はいい。


   夕刊に知人発見秋暮るる   基風

   






2009年10月6日火曜日

リユース食器














尼崎市民まつり。

まつりといえば、
たこ焼き、焼きそば、フランク、うどん、おでん
ビール、ジュース、ラムネ、かき氷

ぞろぞろ、歩いて食べるの楽しいですねえ
おいしいですねえ。

食べたあとのトレイは
これまでは使すてておりました。

これが、スザマシイ量のゴミになるんだな・・・。

でも、これからは!
リユース食器の時代です。

食器洗浄機できれいに洗って再利用。
これがエコ時代のまつりの姿です。

昨年から導入されたエコあまステーション
ここではごみの分別を徹底します。

思ったより皆さん協力的であります。
要するにシステムですな。

でも、システムだけでは、あきまへん。

そこにヒューマン・タッチがなければ
完全とは言えまへん。

日本語で言うと
「段取り」と「おもてなし」ですな。


秋祭この町に来て十年目  基風



    

2009年9月30日水曜日

水田絶妙

たしかに日本には化石資源は少ない。
しかし石油や石炭などの化石燃料は、
無限に使えるものではない。
掘り尽くし、使い尽くしてしまえばそれまでだ。

これに対して、水や緑は無限の恵みである。
知恵と工夫しだいでいくらでもリサイクル可能な、
循環系の天然資源なのである。

こうした風土的条件のもとにあって、
水田はまさに絶妙な農業システムと言える。

「農に還る時代―いま日本が選択すべき道」(小島慶:ダイヤモンド社)より


   わが心まだ冷めやらず籾を焼く

   秋冷や長き風呂となりにけり

   自らの初めの一歩秋高し

   ひつじ穂や一途な気持ち訥々と    基風
 





2009年9月28日月曜日

みずがめ座の時代

スピリチュアルな世界では
2001年からは「みずがめ座の時代」だそうだ。

その前の2000年間は「うお座の時代」だったとのこと。
この時代は論理的な考え方と競争に焦点が当てられ、
エゴ的な視点で何かを達成することが求められ、
競争や勝負、戦いに勝ち抜くことで、生きることの価値を
見出そうとしていた。

みずがめ座の時代は新しい価値観、「デュアリティ」が誕生。
それは、同時に二つの異なるものが存在し、
お互いが調和のとれた状態になること。

陰と陽。
女性と男性。
肉体と魂。
受けることと与えること。

このデュアリティという概念を理解すると
世界からは競争という概念そのものがなくなって、
競争者同志が融合へと向い、友人になり、
共に働き、ずべて
を共有するようになる。

「競争とは互いが一緒に向上すること」

みずがめ座の時代の新しいエネルギーにより
地球は今、大きく変化を遂げようとしている

(以上「レーネンさんのスピリチュアルなお話」より抜粋
:ナチュラルスピリット刊)

そういえば、昔、フィフスディメンションというグループが歌った
「Aquarious〜Let The Sunshine In/輝く星座」の歌詞に、
「The age of Aquarious. The age of Aquarious. 」
という部分があった。

みずがめ座の時代かぁ…。
いい響きではありませんか!
私、みずがめ座なんです。(笑)

だから雨男なの?
でも泳ぎは苦手で
船は苦手で・・・。

でも不思議なご縁で
クルーザーに乗らないかという御誘いがあり
思い切って行ってきました。(9/26)

画像を追加  







 秋の海我は陸の子見栄っぱり

 秋の海小心者の大男
 
 秋の海エンジン切れば風の声

    

2009年9月26日土曜日

師匠

師匠は年上とは限らない。
時代が変化しているのだから…。

ついに20代の師匠登場。

Y君。
まだあどけなさの残る顔立ちだが
自分のビジョンを持ち
確実に具現化している。

屋上農園化計画。
防水ペンキを塗る作業。

楽しい!

「長い付き合いになりそうですね…。」
と言ってくれた。

いつか、今日の日のことを
だれかに自慢することを想像しながら
刷毛を動かした。


    秋入日反射眩しきビルの窓

    屋上に緑のペンキ秋入日

    若者の笑顔の二つ秋入日

    
     
   

2009年9月23日水曜日

彼岸花


連休は湘南、箱根方面へ

渋滞と人混みの中
名所旧跡を駆け足で巡る

20世紀型の観光旅行から
早く脱却したいものです。

帰路の新幹線の車窓
刈り入れの済んだ田んぼ
まだこれからの田んぼ
混在する中に

血痕のような赤い部分

彼岸花である。

日本の秋だね。


   彼岸花馬の嘶き関ヶ原

   米原は里の空気や彼岸花

   岐阜羽島過ぎて目が醒め彼岸花

   彼岸花東寺は京の証拠なり   基風

   

2009年9月19日土曜日

パラダイム・シフト

これからの働き方はどうかわるのか
―すべての人が「社会起業家」となる時代―
田坂広志著より

では、いま、なぜ、我々一人ひとりに、
「社会起業家」としての働き方が求められるのか。

「指導者」の時代が終わったからです。

一つの国の変革を、一つの社会の変革を、
一握りの指導者たちが行う時代は、
終わったからです。

この国の変革は、誰よりも、我々一人ひとりの力によって
成し遂げられていかなければならない。

そして、

この国の変革は、何よりも、
我々一人ひとりの変革を通じて
成し遂げていかねばならない。

もしそれができるなら、

そのとき、我々は、
この「日本」という国の
本当の主人公になれる。
===========引用おわり

鳩山さんもそのうちの一人だということである。

長妻さんもいい感じです。

でも、彼らだけではあかんということやね。



   秋燈や己の脳をフル回転

   秋ともし向学心の久しぶり

   秋ともし南こうせつかぐや姫

   ただ今と娘の帰る秋ともし   基風



      

2009年9月16日水曜日

iphone


ついにiphoneに機種変更。
auからソフトバンクへ…。
ナンバーポータビリティで番号はそのまま。

ヨドバシカメラの販売嬢曰く、
「これは携帯ではありません。パソコンだと思ってください。」
「説明書はついていませんからね。インターネットで検索してくださいね。」

うーん、果たして使いこなせるのか?
まあ、ボケ防止には役に立つかな?

結局、書店で攻略本を買う。

とりあえず、「懐かしのフォーク大全集」と「日野てる子のハワイアン」をインストール。
スピーカー付きなのでイヤホンなしでも音が聞こえる。

自転車乗りながら音を出す。
なかなかいいんでないのぉ。

ここまで小さくなると
ネットワークが優先されるのではなく
人と人の出会いが優先され
ネットワークがそれを補完するという形がとれるようになる。

人間が優先される時代
来てます。来てます。


    北壁の取り壊されて秋の空     基風

    

    

2009年9月14日月曜日

京都味わい物語


朝から雨
京都は雨がいい。
杉本家。

京都味わい物語http://www.kyotoajiwai.net/のイベント。
「新米とおばんざい」

新米はなんと綾部上林の産。
しかも、若杉友子さんの娘さん

典加さんが産地代表でパネラー出演。

ロケーションといい料理の質といい

いい感じでした。

生産者と消費者がお互いに知り合う

柵(しがらみ)を取り払う。


「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」

水源の里条例の中の

四方八洲男市長のことばを思い出した。



   

     秋の雨綾小路を黒く染め


     秋の雨菜っ葉の炊いたんおばんざい    基風



2009年9月12日土曜日

プチ・セミナー


協創LLP、定例研究会にて
プチセミナー。
(持ち時間30分)

人前で、プレゼンするなんて
もうないと思っていましたが…。

「半農半X」について
皆さん熱心に聴いていただきました。

いやー、ここは凄いですよ。
僕が求めていた雰囲気です。

自律した個人が
「協」力して「創」る…。

ピラミッドやなくてドカンなのです。

21世紀はこうでなくっちゃいけないのです。

強いバスケットボールのチームのように
個人個人がそれぞれの能力とスキルを縦横に生かして
感性によるひらめきでプレーを展開する…。

流れるような連続パスから
だんぁぁぁぁぁぁぁああああああんく!

So Good!
てな感じ。
    
     

     秋の夜話の尻について行く

     秋の夜巻きのサインに頷いて

     秋の夜気のつかぬまま人の価値
     
     秋の夜じっくり聞いてあげませう       基風
     
   

2009年9月11日金曜日

半農半X的出会い


「何でここに来たん?」

「塩見さんの半農半Xの本を読んで…」

「ほー、そうかいな」

I君。「日本海時代の祭典」で遭遇。

いっぺんで仲良くなってしまった。

「綾部も大好きなんです。」

「ほー、そうかいな。そうかいな。」

話は弾む。

「お若けえの、気に入った、寿司食いねえ…。」てな感じ。

いてはるんですねえ。

半農半Xという言葉に魅了された人が…。

来年、一緒に田んぼやってるだろうね。彼とは…。


       稲刈りや新展開のドラマかな

       稲刈りやみんな笑顔で帰ってく

       稲刈りや新顔もいて和気藹々   

       稲刈りや彼女の前で張り切って     基風


       


        

竹取りの翁


刈り取った稲を干すための稲木
そのための竹を切る。

初めて…。

コンバインで稲を刈ってしまう
近代の農業では
稲穂の部分と茎の部分を分けて刈り取り
粒の状態で収穫し
機械乾燥する。

茎は切り刻まれて
田んぼに撒き散らされる。

したがって稲木は立てない
竹も使わない。

だから、竹はどんどん繁殖し
ジャングル化する。

竹を切ってみる。

空洞なので簡単、
と思いきや…。

10m以上伸びた
太い竹の重量で
のこぎりが挟まって
動かなくなる。

ようやく切っても
周囲の竹が邪魔をして
うまく倒れない。

倒れる時には
気をつけないと
竹特有の弾力で
顔や体に当たることがあるそうな…。

倒して、稲木の間隔に見合った
長さに分断する。
重いし、足場は斜面、表面はツルツル

うーん。何事も奥が深いっす。

3本切るのが精一杯。
汗びっしょり…。

竹取りの翁って
重労働だったんだ…。


     
         竹伐るやいずこにおはすかぐや姫
      
         竹伐るや大蛇の話聞きながら     基風
     
*竹伐る(きる)=秋の季語


              

収穫


稲刈り無事終了!
手伝いはM君とTさん。

二人のがんばりで
予想より早く済みました。

有難うございました!

二人は日帰り。

私は里山ねっとに泊まって
明日から始まる
「日本海時代の祭典」に参加する。

泊まり客は私一人…。
スタッフも帰ってしまう。

福知山地方に大雨注意報…。

稲光が元小学校の廊下に光る。
怖いと思わないように…。

普段、いかに明るいところで
夜を過ごしているのかを痛感する。

暗い夜。
それが当たり前なんや。

     学校の長き廊下を稲光り

     怖くない怖いわけない稲光り

     稲光り男は少し成長し

     稲光り人は直立歩行せり     基風



 
      

2009年9月7日月曜日

帰りたくない


無事稲刈り終了。

日本海時代の祭典にも参加できたし…。

いい出会いがたくさんあった。


2泊3日も滞在すると

体が田舎に慣れてくる。


小学生の夏休み。

母の実家へ帰っていた。


綾部からバスで小一時間。

茅葺の屋根。

土間の玄関。

竈があって、五右衛門風呂。


裏には川があって

いとこたちと魚を追いかけた。


一週間、田舎の生活に馴染んだ頃

東京へ帰らなければならなかった。


「帰りたくない…」

いつもそう思った。


田んぼを抜けてくる爽やかな風。

全身を浮き上がらせるような

気持ちのいい風。


自転車で坂道を下りながら

あの時の気持ちを思い出していた。




      かなかなに引きとめられて停留所   基風


      


2009年9月3日木曜日

里へ

予定が早まって
明日、9/3稲刈りに行くことに…
塩見さんが待っててくれる…。↓
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/diary/200909010000/

これで4回目…。
つくづく稲は凄い植物だと思う。

この国の歴史を支えてきた植物。

その舞台としての田んぼ。水田。
先達の知恵の塊。

このシステムを守り、継続させること
これが、日本をいや世界を救うことにつながる。

里山ねっと・あやべに泊まって
9/4、5、同所で開催される
「日本海時代の祭典」に参加。

先端は都市から田舎へ移行している。

おもしろいですぞ、きっと…。



     秋暑し大都会から脱出せよ    基風



       

2009年8月31日月曜日

しがらみ

「柵」と書く。

柵だからね。
壁じゃない。

向こうが見える。
その気になれば動かせるんだよ。

変幻自在さ。
君次第。

そんなことできっこないって思ってる
君の心を変えてみたら

重そうに見えるけど
簡単に動かせるんだよ。

今まで常識だと思ってやってきたこと
止めてみないか?

違う世界が広がっているのが見えてくるよ。

いきなり大きな柵じゃなくていいんだ 。
小さな柵からやってみよう!


      
     秋風や物に囲まれ生きて居り   基風

      
      

2009年8月30日日曜日

Wedding in KOBE

妹の子供、甥の結婚式。
神戸メリケンパークオリエンタルホテル。
浜風が心地よい。

親族としての参加は気楽である。
挨拶も乾杯の音頭もないので
ゆっくり食事と会話を楽しむことができた。

久しぶりの神戸の街と海。
新入社員の時の初任地。
神戸新聞会館、そごう、花時計、東公園、海岸通り…
35年前かぁ…。

スピーチやスライドショー。
和やかに会は運んで
帰途につくころ風は秋の風に…。

テレビでは
歴史的な政治転換の日と報道してます。
8/30は印象に残る日となりました…。


    
     秋風や愛と情の分岐点   基風

     

     

2009年8月29日土曜日

思い込み

粟おこしを食べていた。
ふと、袋に印刷してある
原材料の欄を見て驚いた。

米・砂糖・水あめ・生姜・黒ごま

あれ?粟は?

おもわず。
お客様商談室へ電話してしまった。

確認した。
昔からそうなんだそうだ。

本物の粟で作った製品を開発してください
とお願いした。

食品表示法には触れないんだろうか?

思い込んでいるととんだ間違いをしますね。
じっくり、よく見て判断しましょう!


       秋団扇思い込みから逃れえず    

      秋団扇無知のままなり半世紀

      秋団扇父の留守寝にお付き合い

      秋団扇合併前の会社名       基風
     

出てくる歌(その3)

どんどん出てきます。

秋といえば…


「誰もいない海」

作詞:山口洋子 作曲:内藤法美 歌:トワエモア

今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して 人がゆき過ぎても
私は忘れない 海に約束したから
つらくても つらくても死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
たったひとつの 夢がやぶれても
私は忘れない 砂に約束したから
淋しくても 淋しくても死にはしないと

今はもう秋 誰もいない海
いとしい面影(おもかげ) 帰らなくても
私は忘れない 空に約束したから
ひとりでも ひとりでも死にはしないと

こんなんも名曲でした…。

「空に星があるように」
荒木一郎 作詞/作曲

空に星があるように 浜辺に砂があるように

ボクの心に たった一つの 小さな夢がありました

風が東に吹くように 川が流れて行くように 

時の流れに たった一つの 小さな夢は消えました

淋しく淋しく 星を見つめ ひとりでひとりで 涙にぬれる

何もかもすべては 終わってしまったけれど 

何もかもまわりは 消えてしまったけれど

春に小雨が降るように 秋に枯葉が散るように

それは誰にもあるような ただの季節のかわりめの頃

そう、こんなんもありましたねぇ…。

「初恋」

作詞/作曲 村下孝蔵


五月雨は緑色 悲しくさせたよ 一人の午後は

恋をして淋しくて 届かぬ思いを 暖めていた

好きだよと言えず初恋は 振り子細工の心

放課後の校庭を走る君がいた

遠くで僕はいつでも 君を探してた

浅い夢だから 胸を離れない

夕映えはあんず色 帰り道一人 口笛を吹いて

名前さえ呼べなくて とらわれた心 見つめていたよ

好きだよと言えずに初恋は 振り子細工の心

風に舞った花びらが 水面を乱すように

愛という字を書いてみては ふるえていたあの頃

浅い夢だから 胸を離れない

放課後の校庭を走る君がいた

遠くで僕はいつでも 君を探してた

浅い夢だから 胸を離れない

胸を離れない 胸を離れない

今年は秋の訪れが早くて…

若いころに追いかけた旋律が

深層心理からどんどん湧き上がってきます。

 

    秋の歌ギターの弦の錆びて居り

    秋の歌小さな声で口ずさむ

    秋の歌最初のコードAm

    放課後のチャイム今日から秋の歌     基風

          

2009年8月28日金曜日

出てくる歌(その2)

こんなんも、でてきました。

「さらば恋人」 作詞:北山修 作曲:筒美京平 歌:堺正章

 さよならと書いた手紙 テーブルの上に置いたよ
 あなたの眠る顔みて 黙って外へ飛び出した
 いつも幸せすぎたのに 気づかない二人だった
 冷たい風に吹かれて 夜明けの町を一人行く
 悪いのは僕のほうさ 君じゃない

 ゆれてる汽車の窓から 小さく家が見えたとき
 思わず胸にさけんだ 必ず帰って来るよと
 いつも幸せすぎたのに 気づかない二人だった
 ふるさとへ帰る地図は 涙の海に捨てていこう
 悪いのは僕のほうさ 君じゃない

 いつも幸せすぎたのに 気づかない二人だった
 ふるさとへ帰る地図は涙の海に捨てて行こう
 悪いのは僕のほうさ 君じゃない

  
    悪いのは潮の満ち引き夏の果      基風



     
   

2009年8月27日木曜日

出てくる歌

自転車をこいでいると
思いもよらない歌が出てくる時がある。

昨日神崎橋を渡っている時に出てきた曲

「皆の衆」

昭和39年ヒット。小学校6年だった。

作詞:関沢新一 作曲:市川昭介 歌:村田英雄

皆の衆 皆の衆
嬉しかったら 腹から笑え
悲しかったら 泣けばよい
無理はよそうぜ 体に悪い
洒落たつもりの 泣き笑い
どうせこの世は そんなとこ
そうじゃないかえ 皆の衆

衆皆の衆 皆の衆
腹が立ったら 空気をなぐれ
癪にさわれば 水を飲め
徳川家康 啼くまで待った
天下分け目の 関ケ原
どうせこの世は そんなとこ
そうじゃないかえ 皆の衆

皆の衆 皆の衆
好きと嫌いじゃ 恋にはならぬ
恋はその日の 風次第
風の吹きよで しんから惚れた
あの娘と別れた 奴もいる
どうせこの世は そんなとこ
そうじゃないかえ 皆の衆

1番の最初の方しか覚えていなかったが
2番、3番、とてもいい歌詞ではありませんか!

最近、万人の心に残る歌がでてこないね。

     
     夏の果昭和歌謡の口を突く

     自転車の坂道下る夏惜しむ  

     行く夏や別れのわけを量りかね

     ごめんねと言えぬままです夏の果   基風


 
     

青春の一ページ


母校県立伊丹高校で「伊丹招待バスケ」 (8/22)
伊丹市内の中学・高校のバスケ部の親善試合。

顧問の先生から案内が来たので
OB会幹事として訪問。

体育館のコート2面を使って一日中バスケの試合。
あたりまえだけど、みんな若い!

一眼レフ「SONY α300」を持って行く。
光量がなくて動きの速い被写体。

オートにしたり
スポーツモードにしたり
露出モードにしたり

いろいろ試したが
うまいこといきまへん…。

顧問のM先生が
「マニュアル」で撮りはったら?

そうか!その手があったか!

パソコンで修正できるし…
便利になりました。

何枚かバスケらしいシーンが撮れた。

今度持っていってあげよっと。

青春の一ページ。


    秋の水思いも寄らぬ歌の出る

    秋の水高校生の橋渡る

    秋の水戻れぬことは承知せり

    秋の水今日のいのちの有難き     基風



*料理も好きですが、写真も好きです。
 その時点での与件を自分なりに構成し、形にする…。
 俳句もそうですね。
 
 
   

2009年8月25日火曜日

男の料理教室



前から機会があれば行ってみたかった。






思っていると、向こうから機会がやってくる。
今回は、LLP協創で知り合ったKさんの企画。

自転車で花屋敷まで…。

生徒は3名。
講師は辻調出身のシェフNさん。

メニューは「冷製パスタ」と「変わりオムライス」

奇をてらった食材や調味料は使わず
テフロンのフライパン一つで済ませてしまう。

麺つゆやだしの素を使い

めんどくさい部分はなるべく省いて

しかし、こだわる所はこだわっちゃう。

男の料理、ここにあり!


「失敗しないオムライスの卵の包み方」

教わっちゃったもんね!

皆、なかなかうまいことできました。 (拍手)
このやり方ならできます!

卵料理だけに…
コロンブスの卵です。(笑)


     厨房に男子ばかりの晩夏かな   基風

     

    

2009年8月22日土曜日

本日のシンクロは「蜂」

LLP協創のKさんから
岡山の上山の蜂の巣が分蜂寸前であるというmixi日記が届く。

そのあとに枝廣淳子さんのメルマガに
アメリカで起きているミツバチの大量死の本が紹介されていた。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163710302?ie=UTF8&tag=changeagentjp-22

午後に
紀伊国屋でふと手に取った本
「動的平衡」(福岡伸一著)
すげー本だと思ったが買わずに
家に帰ってネットで意味など調べていくと
福岡先生もこの本に言及しているのが判明。

蜂は警告しているぞ!

でもKさんの返信には望みが・・・

「あれは洋蜂の話なんですけどね・・・
洋は働かせすぎなんですよ(泣)
人間とおんなしです。
それと・・・洋蜂は農薬散布された草花の蜜をすわされて・・・
おかしゅうなるんです
これまた人間とおんなじです
自分のくうもんは自分でつくれっちゅうことですね!

ちなみに和蜂は木の蜜をとるので実害はないようです 」

おお、そうなのか!
凄いぞ!和!

それにしても、Kさんも、枝廣さんも、福岡先生も、蜂も
みんな凄いなぁー!


    鐘叩き祈りの答え奏で居り

    鐘叩きモールス信号読み取れず

    鐘叩き夜の四十万に君臨す

    鐘叩きポツリポツリとしゃべり出す

    鐘叩き今のひとこと気になって    

    鐘叩き一つ一つに頷いて     基風


     

2009年8月20日木曜日

使い方

こころの使い方
時間の使い方
頭の使い方
体の使い方
物の使い方
金の使い方

状況を見て
瞬間瞬間に判断して
体を動かして
人や物に影響を与え、かつ、与えられて
お金をいただき、かつ、払い

多くの選択肢の中の一つを選び
悩み、悩まされ
喜んだり、悲しんだり、怒ったり

助け、助けられ
生きて、死んでいく


       新涼やタイヤの音に雨を知る

       新涼や傷の熱りを冷まし居り

       新涼や話してくれる人の居て

       新涼や息を吸い込め思いきり   基風


 

壁と翼

壁の向こうには何がるのだろう?

そこにあるのが当たり前だと思っていた壁。

でもそれは誰かが作った壁で
最初は小さかったのに
年を経るごとに高く、厚くなった壁。

そんな壁が
いたるところにある

医療、福祉、農業、教育、経済
各分野に存在する様々な壁

いろんなところに顔を出し
いろんな人に会うと

「壁」の存在を知ることができる。

飛び越えるための「翼」が欲しい。


    秋めくや背中に翼生えてこい

    秋めくや壁は心の中にこそ

    秋めくや風の吹き出す壁の穴

    秋めくや懐かしき人向かうから     基風


               

2009年8月19日水曜日

街の小さな


パン屋さん。
「パン工房にしがき」オープン!
(JR野田駅下車、ガード下、福島へ戻る方向(東)へ徒歩3分)
一流ホテルで修業した腕は確かです。
やはり手に職のある人は強い。
宣伝しなくてもスイスイお客さんが入ってくる。
大したもんだぁ。
   夜の秋心の隙間に軟膏を
   パンの耳泣くほどのこと夜の秋
   夜の秋敗者の涙熱きかな   基風
   
   

2009年8月15日土曜日

葛城山


奈良県御所市に墓参り。
そのあと、葛城山頂にある
国民宿舎「葛城高原ロッジ」に…。

ロープウエイで10分ほど
あっというまに涼しい風の中に・・・

紫陽花が咲いていた。

高度が変われば気温も植生も変わる。

普段取り巻かれている環境が普遍的なものだと思っているが
そうではない。
今度は下から徒歩で(自転車で)行ってみよっと。
   
    初秋やロープウエイですれ違ふ  基風
    
   
    




2009年8月9日日曜日

農に還る時代

里山ねっとあやべは
豊里西小学校という小学校が廃校になって
その跡地利用で開設された施設。

保健室であった部屋は
今、図書室になっている。

そこで、素敵な本に出会った。

「農」に還る時代―いま日本が選択すべき道―

小島慶三さんの著である。

彼こそ、E.F.シューマッハの名著
「スモール イズ ビューティフル」の翻訳者である。

1992年、今から17年も前に
日本の進むべき道を示唆されていたんだ…。

1992年といえばバルセロナオリンピックの年。
マイケル・ジョーダン擁するドリームチームが出場した。

ITバブルもまだ起こっておらず
経済は成長していくとだれもが思っていた頃…。

勇気がいったやろな
「農]に還れなどというメッセージは…。

ネットで検索すると
昨年お亡くなりになったとのこと。

勉強させていただきます。



     後の者先になりたる今朝の秋

     赤茄子に責められている庭の先

     願い事叶わぬままに今朝の秋

     赤茄子の出来栄へ問われ口ごもる  基風


                   

2009年8月6日木曜日

田見舞


綾部の田んぼへ。
イネさん、元気にしてるかな?

おおっ!
穂が出てますがな!

健気やなあ!

コナギ軍団は?
ん?

なんじゃこらー。
去年と比べると雲泥の差。
少ないぜよ。

早めの草取りが効いたかな?

昼食を里山ネットで食べていると
今日は「地域と教育の会」全国研究集会なる集いが
2泊3日のスケジュールで開催されるとのこと。

本日の講師陣に目をやると…
なんと!
野草料理研究家の若杉友子さん(通称;若杉のおばあちゃん)の名前が。

夜の講演会には塩見直紀さんも話されるとのこと

うーん夜は無理やなー
でも、若杉さんの話はききたいなあ・・・
残りの分を早々に切り上げて
聞きにこよっと!

田んぼに戻ると
何やら雲行きが怪しくなり…。
ゴロゴロ言いだした。

いそがなあかん。

ゴロゴロ。

まだ遠い。

ゴロゴロ。

まだ行けるやろ。

すると、さぁーっと
それまでとは勢いの違う冷たい風が吹いてきたと思う間もなく

ざぁーっと来よった。

ずぶぬれになっちっち。
(ホンマに雨男なんやから!)

里山ネットに逃げ帰り
なんとか着替えて…。

いざ、講演会の会場である
体育館へ…。

受付の人に
「通りすがりのモノなんですが…」
と恐る恐る申し込んだら

「いいですよ」と入れてくれた。

若杉さん。72歳。相変わらず。元気そのもの。
付きの3分の2は全国各地を飛び歩いているとのこと
恐るべし野草パワー!

元気をいただきました!


    はたた神風神様が露払い

    風来たり一拍置いて夏の雨

    走り穂や揺れ方の初々し

    遠雷や稲の忠告聞いており    基風


塩見さんによると・・・
コナギ軍団の戦線縮小は
今年の日照時間の少なさが関係しているとのこと。
ということは稲の出来も悪いかもしれませんとのこと。

    

2009年8月3日月曜日

胎動

梅雨が明けた。
8月にだ。

変でっせ、なにか変。

ある時代の終焉。

1760年代の産業革命から約250年続いた
工業化社会から情報化社会
人間の脳は自分の分身のような電脳を生み出し
情報という名の知識は
図書館に埋蔵されるものではなく
ネットワーク上を高速で行き来するものとなった。

確かに便利になった。

でも変でっせ。何か変。

「ヒトは『外部の自然』を従え、それを統御してきた。
多くの賢者が、自然はやがてそれに復讐するであろうと語った。
自然を甘くみるな、と。・・・・
しかし、ここまで来ればわれわれに復讐すべき自然が実はどこにあったかは、
もはや明瞭であろう。それ『外部の自然』ではなかった。
ヒトの身体性であり、ゆえに脳の身体性だったのである。
自然はどこに隠れたわけでもなく、失われたわけでもない。
我々ヒトの背中に、始めから張り付いていただけのことである。」
(唯脳論:養老孟司256ページ)

身体性って何でしょうか?
生きているということ
そして死ぬということでしょうか?

呼吸(鼻の奥)、歩行(足の裏)、咀嚼(顎)を意識する。
迷った時は基本に帰る。

小さなことは素晴らしい。

新しい時代はもうとっくに始まっている。
思いもよらないところで
これまで見向きもされなかったところで

ひっそりと、しかし確実な胎動がそこかしこで始まっている。


   梅雨明けやまず拭き掃除拭き掃除

   梅雨明けや元大統領始動せり

   梅雨明けや大風呂敷を広げませう

   梅雨明けや足の裏には地球あり    基風



       

2009年8月2日日曜日

残分



県立伊丹高校バスケットボール部。

夏の合宿を訪問。

後輩のK君と。
久しぶりの母校

校門までのたたずまい、グラウンドから部室棟への風景
なーんも変わっていなかった。

ヒマラヤ杉であろうか相当大きくなっている。
体育館も2階建ての立派なものに変わっている。
そらそうだよな40年も前の話だもんな。

顧問のM先生が練習を中断して
部員全員を集めてくれた。

男女約50人の高校生に囲まれた。
いいね、みんな目がキラキラしてる。

人生80年として
まだ第一クォーターだもんな。

こっちとらは…
第三クォーター終了間際。
残分3!ってとこですか?

バスケは時間の経過とも戦うスポーツである。
とても人生と似ているのです。


     残分3!マネージャー叫ぶ夏合宿

     夏合宿嗚呼青春の体育館

     ダムダムとボール響いて夏合宿

     水飲むな昔の指導夏合宿   基風




  


          

2009年8月1日土曜日

インターハイ

高校総体。
今年は奈良県の開催だが、
何種目かは近隣の府県で実施される。

バスケットボールは大阪開催。
(大阪市中央体育館)
いいんじゃないですか?
能代工業、福岡第一、北陸、洛南など全国の強豪が間近で見れるなんて…。
入場料要らないし。

若いっていいねえ…。
走って、跳んで
大声で応援して…。

忘れちゃいけないよな
青春時代の気持ち。


      声援の重なり合って夏季大会

      緑陰に涙の円陣負けチーム

      逃げ去る青春追いかける夏

      雷鳴に波乱の予感準決勝   基風




       

2009年7月31日金曜日

基本的姿勢

今日の天声人語。

石川遼のことば
「風にボールが負けたというより、僕の基本的な姿勢というのがこの風にかなわなかった」

17歳の言葉とは思えない。

凄い…。

全英オープンで何かを体得したんだろうね。

昨日の小樽の試合。
いい顔して回っていたよな~。

腹が据わった。
性根が入った。

そういう顔だった。

宮里藍もそんな顔してた。

腹が顔を作るんだな。

見習わなくては…。


    蝉の腹空っぽなのでよく響く

    若武者の頬に涼風正念場

    戦いは自分の腹に蝉の声

    空蝉の命羽ばたく朝の空

    手加減も躊躇もせずに朝の蝉 

    最初からフルスロットル朝の蝉

    雨樋の中でじたばたしてる蝉    基風


      
    

2009年7月29日水曜日

芝刈り

ゴルフが好きだった親父。
狭い庭に芝生を植えた。

親父は死んだが、
芝生は生きている。

夏の雨と日光で芝生は伸びる。
雑草も伸びる。

剪定ばさみで刈ってやる。
こういう作業は好きである。

複雑なことは何も考えなくていいから。
根が単純だからね。

作業は単純だか
頭にはいろんな思いが生じてくる。

ふと、これは親父の散髪だなと思った。

刈った草が
ゴミ袋いっぱいになった。

庭の風が涼しくなったような気がした。



      散髪を終えて父さん涼しげに

      目の前の草を刈るただ一心に

      良心も邪心も共に草を刈る

      草を刈るどうせこの世はそんなとこ    基風


                   

2009年7月27日月曜日

ツール・ド・フランス


23日間。
距離3300km前後、高低差2000m以上。

私の最長走破距離130km。
淡路島一周。
翌日は足腰が立たなかった。

人間じゃねー。                                  

日本人が二人出場。完走した。
別府選手と新城(あらしろ)選手。

別府選手には会って話したことがある。
ナイスガイであった。
腹筋を触らせてもらった、皮下脂肪がなく、しなやかな肌触りだった。

遼君も英語でインタビューを受けていたが
彼らはフランス語である。

藍ちゃんも優勝したし
みんな頑張ってるな~。


     シャンゼリゼ坂を登れば夏の空
※フランスに俳句があれば
ツールドフランスは夏の季語になっているだろうね。絶対。

    

2009年7月26日日曜日

スコール

関西スーパー稲野店に買い物に…。
開店とほぼ同時に入店。

冷やし中華と餃子の材料を買って
店を出ようとしたら…。

入り口付近に人だかり
何?

と思って外を見ると…。

どえりゃー雨ふっとるでねーの

家を出る時雲行きが怪しかったので
防水ジャンパーは持っていた。

小降りになったのを見計らって
自転車で帰ることに…。

あかん。
一瞬にしてずぶぬれに。

熱帯のスコールって
こんなん?

温暖化の影響かな?

     
        
    夕立の出番狂わす温暖化   基風

    

2009年7月24日金曜日

産業革命の後始末

枝廣淳子さんのMLから送られてきた論文です

今私たちはどういう状況にあるのか?
「産業革命の後始末」
分かりやすい表現ですね。

======================

「産業革命をリセットする -低炭素世界の到来-」

西岡 秀三 独立行政法人国立環境研究所

○なぜ今気候変化対応か

気候変化だけが問題ではない。世界には貧困も飢餓も不公平もある。確かにそのとおりである。
それにもかかわらず、気候変化を今世紀の大問題として取り組もうとしているのはなぜか。
それは、気候変化への対応が、われわれが将来世界へ向かうために
心得ねばならない要素をほとんど持っているからだ。

いま気候変化の問題をきっかけに、
世界は、貧困、飢餓、不公平への解決策を模索しているのである。
世界はいずれ自然環境資源のカベにぶちあたり、
自然と共生する持続可能な定常化社会に向かわざるを得ない。

われわれは宇宙船地球号の住人であり、公平性を考えた相互協力なしには生きてゆけない。
そこには競争社会と正反対の秩序がある。早くのぞましい社会像をみなで共有し、
それに向けての道筋をバックキャストで向こうから考えてみる必要がある。
そうした将来を変えてゆく試みの第一関門、そして最初のチャンスが気候変化への対応なのである。

○すでに定常化社会へ入った

温暖化の問題は決して一時しのぎで解決するものではない。
研究が進めば進むほど、この問題の大変さがわかってきた。
大気中に温室効果ガスがたまり続けていく間は、気候変化はますます激しくなってゆく。
このままの排出を続けてゆけば、
海水面がグリーンランド氷床の融解でゆっくりだが確実に数メートルまで上がってゆく、
それ以前に南極氷河のすべりだしで急激な上昇が起きる、
凍土が溶けて地中のメタンが排出し温暖化を加速する、
といった大規模変化の可能性が増えてゆく。

今人間活動から大気中に出している二酸化炭素は70億トン(炭素換算)ほどで、
このままでは今世紀末には2倍以上に増える。
ところが地球の吸収能力は30億トンぐらいしかない。
悪いことにその吸収能力は、温度上昇とともに減ってゆく。
これまで吸収してくれていた森林が枯れてゆき、
土の中で有機物が分解して二酸化炭素を出し始める。

海水温度が高まると、
ビールをあたためたときのように二酸化炭素が出やすくなって海の吸収能力が減る。
だから何度か上昇したところで濃度を一定にとめようとしても、
減ってくる吸収能力にあわせて排出量をさらに減らしてゆかねばならない。
いつかの時点で人間が出す温室効果ガスを、
少なくとも地球が吸収できる量にまで下げなければならない。

さしあたり今の吸収量以下にしなければならないし、
これから100年程度の間にほとんどゼロにした低炭素社会にしなければならない。

なんとこのことは、
H. E. Dalyのいう「持続可能な社会経済は、
すべての資源(化石燃料)利用速度を、
最終的に廃棄物(二酸化炭素)を生態系が吸収しうる速さまでに制限する。」に合致する。

われわれはまさに今持続可能な社会の入り口にいる。

○宇宙船地球号のガバナンス

安定した気候は、誰でも享受でき、誰にも使うなとはいえない地球規模の公共物である。
今それを使う権利、すなわち温室効果ガスの排出量をどう配分するかの交渉が、
気候変動枠組み条約の下で行われている。

今の時代エネルギーは必要不可欠であるから、
限られた資源である「安定な気候」の使用権配分を如何に公平に、
みなが納得ゆく形で配分出来るか。

将来、あらゆる自然環境資源が不足するときにその配分をどうするかの智恵を
まさに今出し合っているのである。

気候変動交渉は生存をかけた公平性を問う、
宇宙線地球号内での限られた資源の配分である。
フリーライダーは共倒れのもとであり、
決して許されない。

ここでの第一の倫理は、フロンティアを目指した勝ち抜き競争ではなく、
相互に張り合う中での協力である。
ここで生まれる地球の新しいガバナンスは、将来の持続可能社会をリードする。

○道筋はバックキャストで

低炭素社会の行く先は持続可能な社会である。
その姿は定かではないが方向は見えている。
ただしそこへの到達にはなかなか困難な道のりが待っている。
これまでのカウボーイ経済では、
ひとりひとりが好きに振る舞うことで世界のフロンテイアが拡大してきた。
先はむしろ見えないほうが夢が広がる。

しかし今度はなんとしても到達せねばならない道なのである。し
かも時間制約が気候変動防止にはある。
危険なレベルまで温度上昇がすすまないうちに、
生態系が維持されているうちに、
温室効果ガス排出をある量以下に下げなければならない。

そこへ到達するには、将来の共通の望ましい世界から今を見返すバックキャストで、
限られた手持ち資源を最大活用して最短の道を選ばねばならない。

○産業革命をリセットする

低炭素社会の実現は大変なことである。
産業革命を逆行させる話だからだ。

産業革命以降の社会は、はじめは石炭、
その後石油や天然ガスといった炭素分の多い燃料をエネルギー源として、
人の持つ力を何倍にも拡大してできた技術社会である。

身の回りを見回してみると、今はどんな技術にもエネルギーが使われ、
そして二酸化炭素を出している。

家庭にあるテレビやファックス、コンピュータは、
いつでも直ちに皆様のお役に立とうと24時間待つために
家庭電力の10%近い待機電力を消費している。

あふれるゴミの処理が身近な問題になっている一方で、
モノの製造や輸送には多くのエネルギーが使われている。

家庭が出す二酸化炭素の13%は食品から出ているが、
大地の恵みで育つべき農産品も、肥料や農機具で生産性を挙げ、
温室で季節知らずの生産をするために、大量のエネルギーを使う。
今の世界はエネルギー漬けである。

産業革命以前はどうだったか。
基本的に太陽の恵みから派生するバイオマス、薪、などを使っていた。
お日様と共に起き、自然の農業を主とし、木材で家を建て、すべて太陽の恵みの中で生きてきた。

そんなに多くの化石燃料は使っていなかったから、
大気中にすこし出した二酸化炭素は短期間に自然に吸収され、
大気濃度は元に戻っていった。

ところが産業革命以降はそれを大規模にはじめ、
しかも200年も続けてきたものだからたまりたまったものが減るどころか増えてばかりいる。

今それを元に戻そうとして、化石燃料を使うのはやめる、
吸収能力を高めるために木を植える、などを必死にやろうとしている。

今のわれわれは産業革命の後始末をしているのである。
産業革命、エネルギー技術のおかげで、多くの飢餓、貧困は解消され、
人間らしい豊かな生活を得たことは間違いない事実である。

だからこれからは産業革命以前の生活に戻るのではなく、
200年の間に培った人の智恵をフルに残したままここで昔の産業革命をリセットして、
低エネルギー・低炭素社会への新たな産業革命への道のりを探ることになる。



     

肩書き

P社で退職支援を受けた人たち。
それまで会社という大組織の一員だった人ばかり。

担当コンサルはSさん。
独立起業と田舎暮らし担当。

独立起業コースでは
居酒屋、パン屋、小料理屋、フラーワーアレンジメント、フットケア、デザイナーなど
田舎暮らしでは
長野で養蚕(天蚕)、島根で木こりなど

「退職」という縁で知り合った人たちですが
新しいことに挑戦していく前向きなオーラを皆さんお持ちである。

毎月一回グループミーティングをSさんが召集。
毎回新しい人が増えていく。

そこで、グループ化してみようという気になって
チームS関西(東京にも同じような人たちがいる)と命名して
連絡用のサイトを作った。

名簿も作ろうと、
フラワーアレンジのKさんが言ってくれた。

「原田さんの職種、何にしときましょう?」

そうそう、そこなんですよね。

なかなかいい名前がないんですよね。

アドバイザー、コンサルタント、プランナー、エージェント、サポーター、ヘルパー、カウンセラー、コーディネーター、ファシリテーターこれらを統合したもんなんですけど…。

とりあえず、塩見さんの本に載せてもらった時の肩書、
「プランナー」っていうことでいきまひょか…。

でもそれだけでは面白くないので
頭に「半農」を持ってきて
「半農半プランナー」にしました。


     肩書きも名刺もなくて蝉の国

     今日からは私は私と蝉の鳴く

     朝の蝉恐る恐ると鳴き始め

     蝉の声いのちの洞に共鳴す    基風